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あー、今日も学校かぁ……。勉強もくそ面倒くさいし、中3って嫌。早く卒業したいよ。
何か楽しいことないかなー。
ブツブツと心の中で呟きながら、上靴に履き替える。
家と学校がまぁまぁ近いことが、結構いい。けど、自転車だけどね。
ゆーちゃんの靴がある。今日も早いなぁ。
ゆーちゃんとは私の友達の宮川柚(みやかわゆず)のこと。黒髪のセミロングがとっても似合ってるんだよねっ!!
優しいし、最高の友達だよっ!!
教室に向かい、ドアを開けた。
ゆーちゃんはすぐに気づき、私に手を振ってくる。
私も振り返して机に鞄を置く。
「みっち、おはよ。今日は転校生がくるらしいよ。楽しみだね」
「えっ!? 転校生っ!? 微妙な時期だねー」
「あははっ、確かにー」
ゆーちゃんは色んな情報を持ってるんだよね。いつも初めて聞くことばかりだよ。
はっきり言って全く興味がない私は、ツインテールの髪をいじる。茶色は地毛。
ツインテールにくくるのは、結構難しい。
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