悪神ノ章

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言い終わると同時にロキの顔を情け容赦なく踏み抜く その影響でアンラを中心としたクレーターができたが、ロキはそれをきにすることなく立ち上がり折れた腕を使って平然と殴ってきた その攻撃に合わせてここまで使っていなかった剣を一閃、ロキの肘から下を切り落とす 腕を失ったことでバランスが崩れ、ロキは無様に転がってしまう そんなロキに近づいて再び剣を一閃、今度は両足を切り落とした 敵が近くにいながら残された腕だけで必至に立ち上がろうともがいているロキを見下しながら、 アンラ「じゃあな、偽者」 アンラは剣を心臓へと突き刺す ロキは二、三度僅かにもがくような動きをみせ、そのままピクリとも動かなくなった バステリヌ「チィッ!!使えぬ傀儡め!! どうせ負けるのならばアイツを道ずれにして逝かぬか!!」 自分ではなにもしていないのに口から出るのはただの罵詈雑言 それが聞こえていたのか、アンラはゆっくりとバステリヌの方へと顔を向けた ・
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