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武器を構えて、忍び込むのは無理そうなので扉を開ける
「いざ………………ん…?」
『なんか、キタ~』
『コアイよ~』
『オヤブ~ン』
中には二足歩行の犬としか形容しようのない生き物が三匹
「ワンコが三匹…」
コボルト.二足歩行の犬の様な姿の蛮族…
はっきり言って、弱い
そのため、他の蛮族にこき使われてる事が多い
「おお!ワンコだ🎵ワンコだ🎵」
「犬だね!」
「コボルトだよ…」
なんか…拍子抜け…
『イヤ~コアイ~』
『ワキャ~』
『タスケテ~』
三匹は部屋の中をクルクル走り回っている
「なんか…混乱しているみたいだね
どうする?」
「そうだなぁ…あそうだ、
『大丈夫何もしないから』」
『オイラたち、言葉分かる?』
『コワイ人族チガウ?』
「『うん、分かるよ、僕達何もしないよ、怖く無いよ』
この子達びっくりしているだけみたいだね」
「イオン⁉…今の?」
「僕、汎用蛮族語話せるけど…」
「………汎用蛮族語話せる貴族?」
「悪かったな…
母さんと旅してる時に旅の冒険者(セージ技能所持者)に教えてもらったんだよ」
「イオンって何者?」
『ナニ喋ってる?』
『イジメル?』
『やっぱりコワイ人族~』
「『苛めたりしないから…大丈夫だよ』
とりあえず…この子達どうしようか?」
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