猫の逆恨み

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「あ、もしかしてレオ君?」 満員電車で突然声をかけられて訳もなく動揺してしまう。 「え? あ、そ、そうだけど……もしかして、美里か?」 「やっぱりレオ君だぁ。久しぶり~、元気してたぁ?」 そこにいたのは、小学校のとき同級生だった美里だった。 小柄だが引き締まった体にポニーテールがよく似合ってた。人懐っこい笑顔も昔から変わらない。
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