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ある夏の昼下がり、俺の耳に飛び込んできた子どもの罵声。
「本当だもん!本当にいたんだもん!」
そういいながら泣いている3~4才の男の子
何にしても喧嘩は良くないな…
俺は頭をかくと泣いている男の子に近づいた
「どうした坊主達。ケンカは良くねぇぞ。」
俺は子供達の目線まで腰を落とすと、先程道端で『俺のファン』だという子達から貰ったクッキーをあけて差し出した
「これやっから、兄ちゃんに話してみ?」
俺の差し出したクッキーを先程怒鳴っていた少年は手に取ると、一口に放り込み喋りだした
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