白狼の巻

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地上に出た途端、邪族の雑魚達が荒らしまわっている姿が見えた。 「おい!そこの雑魚共、ここから消えな」 「何? 誰様に言ってんだぁ」 「貴様だぁ!」 邪族の雑魚共は一斉に攻撃仕掛けてきた。 (はあぅぁぁァァァ) リュウの身体のまわりに覇気が纏っていた。 (ウワッタァァァ) 雑魚共は一瞬に砕け散った。 「白狼双牙聖拳奥義、砕牙散流(さいがさんりゅう)」 「何だと!?、白狼双牙聖拳の使い手だと。ちっ、ち、ちくしょぅー」 近くにいた雑魚がこっちを見て、リーダーに知らせに逃げて行った。 村人が、御礼を言ってきた。だが、まだ村の奥に邪族がいると教えてくれた。 「そうか、まだ奥かぁ」 カイトが先程の技を聞いてきた。 「さっきのは、何だい?」 「砕牙散流の事か?」 「そうそう」 「あれは、白狼双牙聖拳の奥義の一つで砕牙散流といい。自分の覇気を、地面に流して底から牙のようにして相手の体内に流して、破裂させれる技。体内に入った覇気は散って外にでるんだ」 「なるほど~、じゃあ奥に行こうぜ」 2人は、奥の方に向って行った
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