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アラウ「彼は紫藤世羅、友達とはぐれてしまったみたいだよ、貴方みたいにね」
「世羅……なんとまぁ……アルトに詳しく話を聞いてみんとな」
アルト……って
世羅「親父と知り合い?」
紫藤或斗…気の向くままに緩く会社運営している俺の親父、本気を出せばあっという間に会社はデカクなるだろうが、めんどくさいと気楽さを選んだダメ社長
「いや、お前の父親とは別のものだ……」
……なんか、名前とか顔とか似てる人が多い
「ふむ、そういえば名乗っておらんかったな…俺は有志、橘有志という」
橘有志…
世羅「え?志貴の叔父さんが橘有志で、志貴そっくりで、でも死んでて……え?」
混乱する
あり得ないことなのに、この目の前の人は志貴に似すぎていて
有我さんや有香さんと同じ種類の人間で
明らかに性格が橘だ
そんな俺の混乱中に
有志さんは目を見開いて驚愕していた
有志「橘有志が叔父……だと!?まさか!あり得ない!!あの悪魔の化身どもが結婚できるわけがない!!その志貴とやらの母は誰だ!!誰なのだ!」
えーと……
世羅「ゆ、有香さん…」
有志「世界の終焉が来るぞ!」
アラウ「あの…変態の……子供…だって?」
セラ「しかも有志そっくりな……」
あの…あなた本当に橘有志なのか?
死んだはずだろ…
世羅「………志貴ぃ、助けてぇ…」
お祓いぃぃぃっ!!
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