23301人が本棚に入れています
本棚に追加
/534ページ
ある所にベットに横たわるお婆さんと、ベットの横に座るお爺さんがいました
「セイヤさん……」
お婆さんはかすれる声でお爺さんの名前を呼びました
「どうした?」
お爺さんは優しげに聞き返します
「もう……時間のようです…」
悲しげな声で言うお婆さん
「そうか…」
お爺さんは顔をしかめながら言いました
「いままで……ありがとう……ござい……まし…た……貴方に…あえ……て…幸せ…でした…………」
お婆さんは笑顔で息を引き取りました
すると、お婆さんの体が光だし粒子となって窓から出ていってしまいました
「……逝っちゃった…か……」
お爺さんは目から涙が流れる前に擦り、立ち上がりました
そして、部屋から出てRPGで言う謁見の間の玉座に座りました
座ってすぐのことです
玉座の数メートル前に光が生じ金髪碧眼のイケメンが現れました
「レナさんは逝ったのかWWWW?」
と、ヘラヘラしながらイケメンが言いました
「あぁwww逝っちまったよwww」
さっきの暗い感じとは逆に今ではヘラヘラ笑うお爺さん
最初のコメントを投稿しよう!