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真夏の太陽がギラギラと光る夏。
蝉の鳴く音が耳の奥に響いている。
気付けば緊張で額から汗が出ていてた。
汗が気になり、素早く服の袖で額の汗を拭き取り返事を待った。
目の前にいるのは、私の憧れであり…私の好きな人。
牧田 拓磨。
拓磨は私の幼馴染みで、家がお隣。
学校の近くにある海に呼び出して人生最大である告白をした。
海の音と蝉の鳴く音、そしてバクバクな私の心臓の鼓動。
「あの…」
その低い声にビクッとなり、焦る。
「はっひゃいっ」
声が裏返った……
恥ずかしい…///
彼はニッコリと私の心を和らげてくれる笑顔を見せてくれた。
そして、その笑顔が柔らかかったからいい返事が返ってくると思ったのに……
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