2人が本棚に入れています
本棚に追加
/17ページ
最終回
「みんな雄一君の別荘にいるんだ」
―――チャージングGO!!!!!
天井に向かい、飛ぶ。光に包まれ元の世界へ戻った。
―――スカイロッド。
目的地へフルスロットルで向かう。額には汗玉が浮かぶ。心臓は高鳴っていた。もうすぐもうすぐ雄一君に再会出来る!
―――燃えるきのこの家
「こんなところにいるのか…ベータガン 」
家が溶け去る。同時に拘束されたパパ、ママ、キャロン、バリカンが現れた。
「さあ、これから毎日家を焼こうぜ」
森から火が上がる。
「今度こそ許さないぞ!」
アルファガンを木に向かって撃つ。ドミノ倒しに偽アカギともう一人のジュラルを襲う。足を挟んだ二人は「びゃあああああ」と声を上げ消えていった。
「パパ、ママ、キャロン、バリカン!でもパパとママは別々にいたはず…」
「一度別な場所にいたのよ、あとで一緒になったの。もう少しで窒息しそうだったわ」
と、ママ。
「本当に偉いわお兄ちゃん!」
とキャロン。
「ささ、家に帰ろっか」
「やり残したことが。雄一君知らない?」
「知らんな」
「そういえば今日はリニアモーターカーの新しい駅ができたらしわ。そんなことは後回しにして見に行きましょうよ」
「曲がった」
―式展
とにかく人が寿司詰めになっている。中に入れそうに無い。入り口には《祝・A駅開通》とある。階段には疲れたその中には…。
「雄一君???」
「うわ、研!一年ぶりだね」
「警察行こうか」
「え?今さら?」
「防火は許されないんだ」
「鬼畜ヒーローやめるの?」
「それは続行するジュラル殺しは最高の娯楽なんだからね」
END
最初のコメントを投稿しよう!