その名も『OK牧場』

3/32
13898人が本棚に入れています
本棚に追加
/275ページ
 直径10メートル近い巨大な鉱石は、ポチが生み出した魔力のドリルっぽいやつでガリガリやられる。 そして響き渡る歯医者でよく聞くあの音。 「いやぁぁぁぁっ! 痛くないけど痛い気がしてきたぁぁぁ!」  キュイーン――と、もう表現もし辛い音に何故か奥歯が痛む。 『ニャ? どうしたのニャ?』  怪訝そうにしながらも、ポチは俺の設計した貯水タンクを完成させていった。 僅か数分で完成した貯水タンクの底に、転送魔法陣をポチに描いてもらって見事完成。 「上出来やで! あんさんホンマ凄いわ!」 『当然だニャ!』  ポチの顎辺りを撫で撫でしていると、ギャッツとミシェルが程なくしてこちらに歩いてい来る。 ということで、今日は朝から全員で乳搾り大会となった。
/275ページ

最初のコメントを投稿しよう!