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俺の日常だ。
朝、学校に着くと友達に挨拶をする。
「おー、おはー。」
「おはよ、優樹。」
「おはよう。」
「ふぁ…みんな、おはよう。」
SHRが終わると、1時間目まで雑談。
「なー、今日ってこの前の定期テストの返却だよな?」
「そうだったような…」
「うへー…めんどい…」
「あ、チャイム鳴るぞ。」
キーンコーンカーンコーン
「やべっ!」
そして授業が始まる。
「はい。鈴木 優樹君。…もうちょっと頑張れ。」
先生に渡された数学テストの点数欄を見ると、47点。…ふむ。
「あ、今回のテストの平均点は、47.6点だからねー。」
そして、他の人のテスト返却が終わるまで、いつものメンバーで集まって見せあいっこ。
「おー、優樹、また平均点かよ。」
「そうなんだよなー。俺ってすごくね?平均点サーチャーだぜ。」
「あー、すごいすごい。ただし偏差値は50より下だがな。」
「えー、俺の25点より良くね?」
「それはダメだな。お前、ちゃんと勉強したのかよ?」
「するわけないじゃん。」
「それじゃダメだわww」
「なんかその笑い方ムカつくww」
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