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新たな世界
ザザ~ン……
満月が輝く深夜の波打ち際に、一人の 女性がうちあげられていた。
気を失う彼女に、カラスが群がる。
茶髪、セミロングのこの彼女を食しよ うと群がり始めたカラ達
ザッ、ザッ、ザッ
砂浜を群がる方向へと近づく足音
ザッ、ザッ、ザッ
砂浜を踏み込む足音が群がるカラスにつつかれる彼女に近づくと数十羽のカラスは恐れをなして山の方へと一斉に飛んで逃げて行った。
黒の長髪、ゴスロリ服の女性が波打ち際にうちあげらた女性に近づくと
「まだ、生きてる…」
「運がいいのね、ここがどこかを知れば嘆くかな?」
黒の髪の女性は波打ち際に打ち上げられた茶髪の女性を抱き上げると姿が薄れていった
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