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「俺は全然大丈夫なので気にしないでください副会長…むしろヨウがデリカシーがない発言ばかりでご迷惑をおかけして申し訳ありません」
副会長に対するヨウの発言を思い出して兄として謝罪した
「お前が謝ることじゃないだろ…まあ俺が家に対してわだかまりを勝手に抱えてるだけだしさ」
俺の頭にポンと優しく手を乗せ切なそうに笑った
「俺で良ければ話だけでも聞けるのでいつでも頼ってくださいそれくらいしか副会長に返せる借りなんてありませんし」
副会長の切なそうな顔に思わずそう言ってしまった
そんなに簡単に話せることでもないのに
「ありがとな!いつか頼らせてもらうわ」
再び切なそうに副会長は笑ったのだった
力になりたい
俺はいつの間にかそう思ってしまっていたのだった
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