プロローグ

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暗く狭い所に自分は居る。 彼女が今、認識できるのはそのぐらいの事だけだった。 牢獄に有りそうな鉄格子や、月明かりが刺しこむほんのわずかな窓すらここには無い。 有るのは彼女を除くと、床・壁・天井の三つのみだった。
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