謎の転入生

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 教室まで行く間に転生したことを渚に説明した。鬼神帝のことは伏せたけど。 渚「そうだったんですか…」 龍「ここが教室だ。呼んだら入って来てくれ」 渚「はい」 ガラガラ 龍「席につけ!!」 男子生徒A「まだ時間前ですよ?」 キーンコーンカンカンカンカンカン 龍「何じゃこのチャイムは?」 男子生徒B「壊れてるんです。気にしないで下さい」 龍「そうか。出席取るぞ!!居ない奴は手を挙げろ!!」 女子生徒A「先生!!まじめにやってください!!」 龍「一度やってみたかったんだ!!全員居るな!!転入生を紹介する」 男子生徒C「女の子ですか?」 龍「自分で確かめろ!!入って来い!!」 ガラガラ 男子生徒「お~~~!!」 龍「転入生の如月渚だ。自己紹介しろ」 渚「如月渚です。よろしくお願いします」 「可愛い!!」 「結婚して!!」 「苛めて!!」  最後の奴、危ねーな(笑) 龍「よし、空いてる席に座ってくれ」 渚「はい」 龍「1時間目は闘技場に集合。如月の魔武器製作と使い魔召喚をやる。その間お前達は適当に相手を見つけて模擬戦やってろ。以上、連絡終わり。如月は俺についてこい」 …………………………………………………………………………… 龍「どうしてこの世界に居る?」 渚「崖から落ちたと思ったら、この世界に居ました。通りがかったお爺さんとお婆さんが助けてくれて、保護者になってくれました」 龍「そうか…」 ……………………………………………………………………………… 龍「これが魔鉱石。魔武器を造る元になる」 渚「先生の魔武器は何ですか?」 龍「これだ」  ブラックロッドを呼び出した 渚「杖?」 龍「ただの杖じゃないぞ」  魔力を込めて、伸ばしたり形を変えたりした。 渚「まさか、ブラックロッド?」 龍「そうだ。俺は棒術や槍も少しやったからな」 龍「これに魔力を込めたら魔武器になる。渚の場合、多分刀になるだろうけどな」 渚「魔力ってどうやって込めるんですか?」 龍「魔力扱ったことは無いのか?」 渚「はい」  俺は渚の肩に手を置き、魔力を流した。 龍「何か感じるか?」 渚「何か暖かいものを感じます」 龍「それが魔力だ。今度は自分の中の魔力を探ってみろ」  
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