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第2話 家族
「お姉様…でも…」
「いいから受け取って。アンタ達は…うんん。美咲たちはアタシの御坂美琴の本当の家族なんだから!」
美琴は妹を抱き締めた。
「美咲…」
「そう。アンタは御坂美咲。そして、チビは御坂美樹最後は御坂美秋。それが今この世に残ったアタシの妹でアタシの大切な大事な家族。」
「お姉、様。」
美咲は美琴の大胆な発表に涙を浮かべた。
「だから、アタシと美咲と美雪は三つ子。美樹は言われもしない末子。後は美咲は美秋のお姉さんね。」
美琴の発言に美咲はビックリする。
「私が二女なのですか?」
「そう。これは、この私がが決めたことだから文句は無しよ。」
ここで美鈴が出てきたことに美琴と美咲がビックリした。
「お母様!」
「母さん。何でここに…」
「私もいるよってみさかはみさかははしゃいでみたり!」
「アタシもいるんだけどね。御坂はふて腐れているよ。」
「いやぁ。まさか娘が一気に増えるなんてねぇ。」
「母さんが企んだことでしょ?」
美鈴の発言に美琴は突っ込みを入れた。
「後は、上条君も呼びましょ!」
美琴の突っ込みを遺憾無くスルーをして携帯を取り出す。
「おい!何でアイツがここに出てくる!」
母親の発言に美秋が反応した。
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