11Day 【gun and blood】

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 店に入った男は夏目の元まで近寄る。 「……よっ…なにくたばってんの?」 「……」 「…お前ってそんなに弱かったっけ?大事な人が待ってんだろ?」 「………俺はもう穢れたんだ…」 「それがどうした?」 「…こんな俺でも…まだ相棒って呼んでくれるのか?」 「…助けに来たぜ、相棒」 男はうつ伏せの夏目に手を伸ばす。 その手を夏目はしっかりと握る。 そして夏目は立ち上がる。 「…久しぶりだな…間宮」 「そっちこそ…痩せたか?」 夏目の前に現れたのは純平だった。 二人は血痕を辿って走り出す。 「で?何でお前がロシアに?」 「その話は後、先ずはあの男を追わねぇとな!!」 血痕を辿って走る。 「お前何で電話に出ないんだ?」 「…ノーコメントで」 「……大体察しは付いたよ」
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