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「じゃあ聞くが…なんであの日俺を殺した?」
「頼まれたんだ……」
「誰に?」
「真鏡って言えばわかるか?」
「夏目!!それって!?」
思い出した。
唯夏の家にある未来が見える鏡。
まさかそれでこうなることが…。
「全部龍ヶ崎のシナリオなんだよ…あの日俺があんたを殺さなかったら殺し屋にならずに今のロシアは戦争になってたのさ」
「そうか…日本に帰ったらお義父さん殴っとくよ」
「それに…彼が来たってコトはやっぱり…」
「そう言えば間宮は何で?」
「………片桐が誘拐された」
「片桐が!?……まさか…ローガンか」
「名前までは知らない…ロシア人だった…」
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