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スライム旅立つ
ここはスライム達の町…スラランド。
今日もスライム達が
活気あふれる姿が見える。
「おーーい!」
遠くから馴染み深いスライムがやってくる。
「よっ、元気か?」
(俺の幼なじみだ。
「ああ、元気さ。お前も元気…なようだな」
「なんだ?その間は!」
(お前が相変わらずバカみたいに元気だから…なんて言えないな。
「いや、なんでもない。気にするな」
「そうか、分かった。それじゃ俺はもう行くからなー」
「ん?今日は何処か行くのか?」
「まあ、ちょっと隣の金山に行こうと思ってさ」
「お前…もう金山って言うのやめろよ…。それだと金の山みたいじゃないか」
「別にいいだろー。名前似てるんだから」
(まあ確かに似てるが…
「まあいいか。とりあえず山に行くなら道中気をつけろよ。最近は奴が出るからな」
「おう、分かってるぜ!じゃあな!」
そしてあいつは山へ行った。
「さて…とりあえず俺はもう大人を迎えたし…そろそろ外に出てみようか」
そう言って俺は旅の準備を整える。このあと、どうなるかなんて知る由もなく…。
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