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ギリシャの神は不死だ。しかし北欧の神は限りなく人に近く……寿命によっては死なないが、絶命するようなことがあれば、死ぬ。
それがラグナロクの始まるきっかけでもある。勝敗のつく戦争ができるから、光と闇はぶつかり合う。
本来は北欧だけが経験する悲しみ。しかしなんの因果か、ギリシャまでも巻き込んだ戦争は、ギリシャ神話の神々が治める世界・アルブルで始まった。
アレスの反乱を幕切れに、闇の勢力はわかっている中で……ギリシャではアレス、アフロディテ、アポロン、ハデス、ヘルメス。北欧ではオズのみ。
まるで北欧中心のラグナロクのはずが、ギリシャを中心にしているように始まった。
まだ誰が黒幕なのか、このときは全くわかっていなかったんだ。
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