■歴彼■⑧《一平ﾁｬﾝ編》

一平ﾁｬﾝ

初めて一平ﾁｬﾝ家に上がった夜…不思議と緊張はしなかった。

週に３、４回遊んで居たけど、一度もﾊﾚﾝﾁな流れが無かったからだ。

『わぁ‼イメージ通り‼お洒落な部屋だね😵✨』

　　(n゜∇゜)ｱｼﾞｱﾝ万歳✨

『そうかな😃⁉寝るだけの部屋だけど、雰囲気だけは良くないと良い睡眠取れないからね✌』

　けして広くはない１LDK。　

でもお洒落な雑貨や、間接照明、家具にお金かけているのが分かる✨。

　　✨(´∀｀)ﾜﾝﾀﾞﾌﾙ✨

さっきまでまーﾁｬﾝの事で散々泣いていた私は、すっかり笑顔を取り戻していた。

『何飲む⁉ビールとかワインとか…ジュースもいろいろ揃えてますが✌😃』

冷蔵庫を覗くと、まるでコンビニの様にいろんな飲み物が並んであった。

さすが30代の独身貴族😌。

『う～ん、今日は熊本の居酒屋で結構飲んできたからなぁ………とりあえずビールで〓‼』

『なんだそりゃ（笑）』

笑いあいビールとワインで乾杯。

　(〇∀)🍺🍷(∀・)

一平ﾁｬﾝが手際良く、ささみのバター炒めと生ハムサラダ、クラッカーにクリームチーズをぬったオードブルを作ってくれた😵🍴✨。

『急に来たのに、いろいろ揃ってるねぇ😵‼まるでバーみたいじゃん🎶今日からここは“BAR一平”って呼ぶね😁🎶』

いつもの穏やかな雰囲気。

二人がけのソファーで隣に座っていてもちっともドキドキしない安心感。

手を繋いだ事もない清い関係だからだろうな。　

家も車で５分程の距離だ。

あまりに居心地が良いので酔いが回るのが早い。

　((((〇∀〇))))➰

ご機嫌な私はふいに…

『ゆっくり飲むなら風呂入ってからくりゃ良かったわ～～🎶もっとリラックス出来たのにねぇ😆🎶ｱﾋｬ』

『あっ🎶そりゃそうだね✋風呂入れば⁉えーっと、これ部屋着ね👕タオルは～風呂の入口にあるから好きに使って😃』

　ｻｯﾊﾟﾘｼﾃｷﾅ(・∀・)b✨

冗談で言ったつもりが…すでに部屋着を渡された私。

『えっ⁉いいの😵⁉じゃお言葉に甘えて🎶』

　　εεεε(〇∀)　♨

私はただ素直に風呂に入った。