手造り12

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なんとか、午前様にならない内に仕事を終えた。 俺は転移を使って寝室へ。 無論、隔離空間となっている部屋だ。 風呂に入り、その後で眠る。 疲れたのか、すぐに… ≪朝、朝!  起きろっ!  起きろっ!≫ 「わっ!」 む~っ。 ノンレムに合わせて起こしてくれるとはいえ… 自動目覚まし念話機はダイレクトだからなぁ。 一発で起こされる。 だが、ちょっとヤダ。 まぁ、間違いなく起きれるから使用してるんだがな。 念話なんてファンタジー的なのがあったからさ。 「念話!  キタ、コレ!」 って、ポイント創造しちゃったんだよね。 俺って、魔法なんか使えないだろ。 え、知らない? 使えないんだよ。 元の世界には、魔法なんかなかったようだからな。 元の世界での人外になるつもりはないからいらんがな。 っても、見たり、体験はしてみたいじゃん。 それで手に入れたのが、この目覚ましって訳だ。 まぁ、確かに目は覚めるんだよ。 それは良いさ。 ただな、直接脳に響く声って…最強です。
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