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「ｸﾞｽﾞｯ……大丈夫かな？ｽﾞｽﾞｯ……」
元日に無理させたと
自分を責めるハル
「ハルちゃん……？
中田社長が悪いんだよ
親ってなぁ～
子供に恨まれても嫌われても
つい余計なことを
したくなっちゃうもんなんだよ
本人は
それでも満足だったりしてさ……
子供からしたら
迷惑な生き物なんだけど
許してやってよ……」
チラリと俺を見る
散々、手を焼かせた俺……
実は自分から焼いてたんだ……
フンッ
俺が、ハルの尻に敷かれるように育てたのは
お前らだ……
満足か？
「翔ちゃんの彼女って誰………？」
「あっ………それは……」
慌てる俺に
後部座席から
「櫻井さんです……いいでしょ？
さっき中田くんから聞いたんだから……」
「おーーー？
愛ちゃんかよぉ～～……
……ん？…………いつから？」
「知らん……
ハルに攻めこまれて
白状してたから……
予想では夏辺り……」
「意外だなーーー………
未亡人とか知ってンのか？」
ホントだよ、サクラが相手とは……
………てか
「それだよ！！……ハル！
翔太のオヤジさんと
どういう取り決めになってんだ？」
ついでに
ストーカーごっこも
親父に説明し
爆笑になる
「え～～～～……っとぉ～～……」
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