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エピローグ クロノ&瑠璃姫
「ア、キラ…恐いっ…恐いよっ…」
無言のままリュウを引き摺って廊下を歩いていくアキラ
クロノと瑠璃姫はその後をついていった。
「…なにしてんだあいつ」
「なんだかあの男の子、怯えてますね」
苦笑するクロノと首を傾げる瑠璃姫
アキラの部屋までたどり着き、連れ込まれるまで見ていた二人
ちなみにその際、なにされるかわからないリュウは号泣していた
「…俺は知る権利があると思う。というか、知りたいし」
先ほどのパーティーで拝借したのか、懐からコップを二つ取り出したクロノ
片方を瑠璃姫に渡してドアに当て盗聴を始めた
瑠璃姫も真似をする
『…ごめんね。リュウ…けどこれしか方法はないんだ』
『まてなんでふくぬぐ!なんでズボンにてをかける』
『なにって…決まってるじゃん』
『アッー!』
「…なにしてんだあいつ」
苦笑するクロノ
しかし次の瞬間、いきなり瑠璃姫に押し倒された。
「は!?」
一瞬で瑠璃姫に馬乗りされたクロノ
「…私も試してみようかと」
「馬鹿やめろ!シャレにならっ…アッー!」
リュウとクロノの受難は翌日まで続いた。
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