エピローグ

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エピローグ ウツキ&レイジ 「…俺たちが帰れる?」 『はい。』 パーティー開始から数十分後、ロキと話をしていたレイジ、ウツキは驚愕の真実を知った。 なんと二人とおまけでアルトは元の世界に帰れるというのだ。 『お二人はこちらに来て間もないですからね。まだ元の世界と繋がりがあるのです。』 「なら戻りなよ」 それを聞いていたアキラが後押しをかける 「わざわざこんな殺伐とした世界に留まる必要はない。別れは残念だけど、それが君たちのためさ」 「…なんか悪いな」 「すみません」 アキラに向き直り、謝り始めた二人 それをみたアキラは苦笑した。 『でも、あと三分したらできなくなるわよ』 「「カップラーメンかよ!?」」 「ロキ、はやく送れって…」 『はーい』 「「ちょ!?」」 二人の身体がうっすら消え始めた。 最期とばかりに二人は声を張り上げる 「アキラ!」 「アキラさん!」 「「ほんとにありがとう!また会えるのを信じてる!」」 それだけ言うと二人は消えた 「…ばか、今生の別れじゃなきゃいけないんだよ」 アキラは苦笑して見送った。
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