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「相手が何かは知らないけど、君は勝つだろうね。僕が祝福しよう、君の勝利を…愛してるよ、お父さん」
ナイアは俺の頬にキスをすると同時に俺の知らない知識を流し込んできた
「これは…」
「僕の記憶の一部さ、お父さんなら有効に使ってくれると信じてるから託すよ」
流れてくるのはどれも機械に関する情報ばかりだ。中には高出力の永久機関や自己修復のパーツ情報もある
「お父さんに会う前に行った世界の技術だよ、もうその世界はないけどね。自分で作った機械に滅ぼされるなんて馬鹿馬鹿しいにも程がある」
確かにそうかもな…っと…これは…
「主任砲に建築資材…グラインドブレード?鬼畜ミサイルとバルスも…ナイア、お前どんな世界に行ってきた」
オーバードウェポン勢揃いとか…しかもその全てを同時に装備する方法も…これはこれは…
「お父さん?どうしたんだい?」
「ナイア、俺の代わりにリィルと一緒に話を聞いてきてくれ。すぐにでもアレを…【レイヴァネイト・ヴレイブ】を改造しなくちゃならない」
この情報があればだましだましの部分も完璧に出来る。完成形に一歩近づける
「別に良いけど…伝言はあるかい?伝えておくよ」
「姫さんとエレナさんに一緒に来るか聞いておいてくれ」
「はいは~いっと…じゃね、お父さん。また後で」
扉を開けるとリビングに向かった
さて…俺も行くかな…楽しい楽しい大改造の始まりだ
俺はこの家の地下、レイヴァネイト・ヴレイブを格納しているスペースに転移した
ユウイチsideout
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