約束

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一瞬何が起こったか分からなかった。 ただ唇に優の温かさをかんじる‥ ビックリし過ぎてそのまま暫くの間、動けなくなってしまった。 優は唇をゆっくり離すと、そのまままた私を強く抱きしめた。 「俺は自信あるよ。だってほら、まだ俺も知らないこれから知り合う奴らに亜沙美はヤキモチ妬いてんだぜ?そんだけ亜沙美に愛されてるって事だろう。だから俺、見限られないよう絶対もっといい男になってお前を迎えに来る。」 そっと身体を離すと優は立ち上がり、私の方を見て笑った。
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