11人が本棚に入れています
本棚に追加
/122ページ
始まりは飛ばして下さい。
魔法使い。
一口にそう言っても、様々な種類と分野がある。
詠唱魔法や魔法陣を使う後衛。
無詠唱魔法や魔力による身体強化、もしくは魔法を纏わせた魔法剣を扱う前衛。
魔法を封じ込めた銃弾や重火器を用い、防具で身を固め間接的戦闘を行う中衛。
数ある中でも大雑把に分類すると、この三つが基本のスタイル。
魔法のランク分けの呼び方も世界によって異なり、下から初級、低級か下級、中級、高級か上級、、最高級か最上級、禁忌、奇跡、となっていく。
呪文だけでなく呪印を詠唱中に必要とする魔法もあれば、言葉のみで発動する魔法だってある。
魔力にも量と質、色や属性があり、当然ながら属性魔法と呼ばれる魔術が存在する。
火、水、土、雷、風、光、闇等が最もポピュラーなモノだ。
白魔術とも呼ばれる回復や防御に優れた魔法もある。
ややこしいのは属性魔法と黒魔術の違い。
属性魔法は精霊のチカラを借りて放つが、黒魔術は自身の魔力と対象の一部を用いる事で、呪術に似た効果を発揮する点。相手が効果次第では死んでしまう。
呪術は怨み妬み侮りを、対象の見立てた物へぶつけ、間接的に対象を苦しめる技法。
この事から呪術も黒魔術も属性魔法も一緒にされて魔法と言われる。
最初のコメントを投稿しよう!