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魔女と王子①
魔女は幼い頃、師匠に拾われました。
物心ついた頃、師匠に言われたことがあります。
『王子と結ばれる縁がある。
しかし、王子を逃すと、あんたは生涯独り身。
運命の分かれ目は、王子がどの学校へ行くか。
その占いを一人前になった魔女にしてくるだろう。
その話を持ちかけた王子こそ、魔女の運命の相手…』
大きくなった魔女は、街で評判の魔女となりました。
そしてある日噂を聞き付けたとある王子が、占いの依頼をしました。
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