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「ちょっ、てっちゃんだよ!ヤバい!」
いきなり大声をあげて佳乃が私の服の袖を掴んだ。
私は彼女の視線の方に目を向ける。
そこには楽しいそうに友達と話ながら廊下を歩く男子がいた。
「やっぱりかっこいいなぁ。てっちゃんって神様だよ!かっこよすぎ!」
…大げさじゃない?
「そうかなぁ?私にはヘラヘラしてる風にしか見えないけど?」
「もう!波琉はセンス無さすぎ!てっちゃんはかっこいいよ!もはや、この学校に居る事さえ恐ろしいくらいだよ!」
おいおい好きな人を化け物見たいに言うなよ…
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