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職員室 「由香里ちゃん」 「何?」 「明日の試合の帰りの事なんだけど」 「どうした?」 「みんなと一緒に帰れないんだけどいい?」 「何で?」 内容を話した 「そう。なら良いよ」 「ありがとう」 それだけ言って教室に向かった 教室 教室に入ったら元彼に話しかけられたら 「麻美」 「何?」 「お前丸井のこと知ってるのか?」 「知ってるけど。それがなに?」 「丸井の誕生日分かるか?」 「分かるけど」 「教えてくれ」 「何で?」 「この前あった時に誕プレ買うって言ったから」 「そう。4月20日だけど」 「過ぎてんな」 「そうだろうね」 美香が来た 「何話してるの?」 「別に」 「麻美人の彼氏取らないで」 「ごめん」 「麻美謝ること無いよ」 「え?」 「何言ってるの?」 「人の彼氏を取ったのは美香でしょ」 「違う!」 「良いよ。とる気なんてないし。興味ないから」 「じゃー何話してたのよ」 「さっき電話来たブン太の誕生日のこと」 「え?何でその人のこと知ってるの?」 「うちに聞かないでこいつに聞きなよ」 「そうだね。何で知ってるの?」 「会ったから」 「どこで?」 「群馬で」 「いつ?」 「麻美の誕生日の時」 「あー去年のね」 「どういうことよ?」 「毎年来るんだよ」 「何で?」 「ブン太の誕生日の時はうちが神奈川まで行くから」 「やっぱり付き合ってるんじゃないの?」 「付き合ってるわけ無いじゃん。毎年行ってるんだよ。家族で」 「はぁ?」 「何で?」 「毎年の恒例だから」 「そう。分かった」 「で?何をあげるわけ?」 そう言って聞いた 「これだよ」 そう言ってリストバンドを出した 「渡しとこうか?明日会うし」 「良いわよ!私達で渡すから!」 「そう。立海の場所分かるならどうぞ」 そう言って去ろうとした 「待てよ」 「何?」 「立海の場所知らないから渡してくれ」 「ちょっと!私たちで行けばいいじゃない!」 「場所分かんないんだから仕方ないだろ。それに確実だし」 「そうだけど」 「美香はどうしたいの?」 「良いわよ!麻美が渡せば!」 「そう。じゃー貸して。明日渡すから」 「よろしく」 そう言って渡した 「じゃーうちはこれで」 そう言って自分の席に戻った
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