第1章~凉乃宮 澪牙~

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第1章~凉乃宮 澪牙~

SSパート2 澪牙「てな訳で、中途半端な気がするけど俺の番だ」 蒼華「今回のSSではこの話の世界観を説明しますよ!」 澪牙「この世は、長らく魔王に支配されてやがったが、俺がブッ潰した」 蒼華「ま、支配と言っても魔族が人間の上に立って、偉そうにしてただけなんだけどね」 澪牙「俺は生まれながらにして、魔王に対抗できる力を持っていた」 蒼華「つまり、闇に対抗する光の力…だけじゃなく、澪牙はとてつもなく強い氷の力も持っていたんだよ」 澪牙「俺は使命を受けて、嫌々勇者として蒼華と他の仲間を引き連れて魔王を討伐しに行った」 蒼華「澪牙の、1対∞作戦で魔王を退けた…は良いんだけれど、魔王の次に神が現れたんだ」 澪牙「神と魔王は互いが互いの力を相殺し合って、バランスを保っていたらしい」 蒼華「でも、私達が魔王を倒してしまった今、神は膨大な力を取り戻したのさ」 澪牙「その神は、この世を支配した。だが、魔王とは違って常に上に立ってはいなかった」 蒼華「ただ、神は神罰だかなんか知らない能力を持って人間に危害を加え始めた」 澪牙「自分に対抗する能力を人間に与えた上で……な」
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