ご褒美、ちょうだい?

16/18
2867人が本棚に入れています
本棚に追加
/493ページ
そんな風にすごく騒がしいながらも、心の底から高校合格を喜んでくれたおじさんたち。 あんな態度取ったけど…実は、結構嬉しかったりwww 結構、夜遅くまでぎゃあぎゃあ騒いで、おじさんたちが帰ったのは夜中1時近く。 あんたら明日も仕事だろwww 駄目大人たちwww 「今日は楽しかったですわ」 「あぁ。やっと、咲弥と咲那と藍と俺の4人で同じ学校に通える」 「…そんなに嬉しいことなの?」 「その前に、この並びはどうにかならんのか?」 そして、今この場に残っているのは俺たち4人だけ。 ちなみに父さんと母さんは寝室でご就寝です(^▽^)/ リビングの隣にある和室で、みんなで布団を敷いて寝ていますwww 俺が言っている並びに関してだが、入口に近い方から蒼、俺、咲那、藍ちゃんの順。 え、何この貞操の危機を感じる並びwww 特に俺の左隣www 逃がす気ないでしょwww 「どうした咲弥、まだ落ち着かないのか?好きな人の体温は落ち着くらしいから、ほら、こっちに来いよ」 「遠慮いたしますwww咲那、もう少しそっちに行ってもいいか?」 「いいよ~、ってか私ももうちょっと咲弥の近くに行くwww」 「あら、もっとわたくしの傍に来てもいいのですよ?」 いや、本当に遠慮させて頂きますwww 「…藍も蒼くんも、なんか目が怖いよwww」 ん~、俺からは藍ちゃんしか見えないが、瞳が爛々と輝いていますwww 藍ちゃんなだけにwww オヤジギャグですね、すんませんwww いつも通りにわちゃわちゃwしていると、突然藍ちゃんが起き上った。 「あれ?藍?どうしたの?」 「忘れるところでしたわ!わたくしと蒼から、あなたたち2人にお渡ししたいものがありますの」 「あぁそうだ。俺たちからの合格祝いだ」 そう言うと、2人とも布団から抜け出して、ある小さな箱を俺たちに差し出してきた。 え、マジで?(〃´・ω・`)ゞ 明らかに何か高級な物が入ってます!!って自己主張している箱を俺たちに差し出す2人。 その瞳は『喜んでもらいたくて頑張ったから褒めろ(`・ω・´)』と言いたげwww
/493ページ

最初のコメントを投稿しよう!