君へ

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もし、君が、かつての、この僕のように、この不条理な世界に不安と焦燥と絶望を抱いているのなら、どうか、この僕を思いだして欲しい。こんな目にあった奴もいるんだと腹を抱えて笑えばいい。それで君の心がほんの少しでも救われるのならば、僕は世界中から、笑い飛ばされてもいい。どのみち、僕の過去の絶望は、消えることはないのだから。
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