■夏休みと転入生の本性

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「龍牙!!」 なにも言わずに会長と砂浜に座っていると、大きな声と足音が聞こえてきた。 「・・・朝陽」 「龍牙、なんで薫なんかといてるんだよ!?」 平松くんはそう言って近づいてくると、会長から離すように俺を押した。 「痛っ、」 俺はその場に倒れてしまった。 平松くんはそんな俺を気にすることもなく、会長に抱きついていた。  
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