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始まり
この星は地球と呼ばれ、その表面の八割は水、二割は土で出来ていると言っても過言ではない。
そしてその割合は絶対に変わることなど無かった。
しかし今そのバランスは崩れようとしている。
2150年世界に衝撃が走った。約十年後地球の十分の一の大きさの隕石が落下してくることがわかった。最新の科学により落下地点を予測し、人が避難することは容易であった。だが隕石の直撃を受けると津波の影響で世界中が海に沈んでしまうことも分かってしまった。
そして人がとった手段は地上を鉄の壁で隔離することだった。しかし時間があまりにもないため、赤道に沿って壁を貼ることにした。
壁は約八年の月日を経て完成した。
ついに隕石がやって来た。
その大きさは見る人に恐怖と絶望を埋め込んだ。地震などの影響はあったが津波の影響は無かった。
こうして地球は半分に分かれた用な形になった。
それから数年後…
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