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仕事帰り。
足早にオフィスを出る。
向かうはいつもの家の近くのコンビニ。
理由は2つ。
いつも通り、ビールを買うため。
あと、彼に会うため。
季節は秋から冬へと変わり、外にでると冷たい風が頬を撫でる。
「さっむ……」
コンビニへと進む足はさらにはやくなり、急いだせいか彼がいるコンビニへ行くせいか心臓が跳ねる。
こんなぜーぜーした姿彼に見られたらたまったもんじゃない。
軽く息を整え髪を落ち着けコンビニに入った。
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