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2××3年 2月
[東王大学付属病院]
「「…………ッ」」
「何だよ。師匠!?」
「「最期じゃ。わしの遺言だと思って聞け。」」
「ぅん…。」
俺は今にも泣きだしそうに震えながら応えた。
「「おまえはわしの誇りじゃ…。幼いころから面倒見てきてまるで孫のような存在じゃ。そんなおまえがわしの跡を継いで○▽◇になっても時代は変わらない。時代を変えるの…じゃ!!グォホゴッオホ」」
「師匠!!?」
「「そろそろ…時間かの最期におまえに伝えなくてはいけないことがある。おまえには足りない力がある。それを見つけ、自分の物にすることがおまえへの最期の試練じゃ。追い求めよ……。」」
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