第八話

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エド「2つ目の質問…あのリモコンは誰が作って、何であんな所に落ちてたんだ?」 フイル「やっぱりそれか。わかった、答えるよ。実はあのリモコンはね、ある研究所で作られたものなんだ。でもあのリモコンは試作段階で、時間停止の機能は使えるけど、自爆機能と発信機能がまだ取り付けてなかったんだ。そんな時、研究所に泥棒が侵入してそのリモコンを奪って逃げた。それを知った研究所の所長やあのお方は焦ってね…僕にリモコンの奪還と破壊を命じたんだ」 エド「ある研究所ってどこだ?」 フイル「帝都内にあるよ。表向きはただの研究所だけど。それ以上は言えない」 エド「お前に命じたって…所長はやそのあるお方ってお前を宇宙人だと知ってるのか?つか、何でお前だけに命じたんだ?」 フイル「所長とあのお方とあのお方の側近の3人だけだよ。僕の正体を知ってるのは。僕はあのお方から、特別顧問として研究所に派遣されてあれこれ作ってたんだよ。あのお方が僕だけに命じたのは、奪った奴があの時間停止の機能を使って追って来る奴を殺すかもしれないからだよ。それに捕まえるには奴の顔もこっちは知らないから時間停止中の犯行中に捕まえるしか手はないから。だから時間停止使われても効かない&武器も効かない僕に命じたんだよ。あの時間停止が効くのは人間とか、動くやつとか…その他もろもろ…。宇宙人には効かないんだよ」 エド「あのお方って誰?」 フイル「秘密」 ちっ。
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