第弐章

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所変わり大森月宮学園ではー 「神凪様!神凪様のタイプはどんな方ですか!?」 「白狐くんと真高くんとはどんな関係!?」 「男とシたことある!?」 「神凪って、女しかいない家系だって聞いたけど、君は直系の血筋になるの!?」 な、なんだ……この質問攻めは……。 柚姫はクラス中の生徒から質問を区切りなくされていた。 「えと…あの…」 そこで、無意識にも柚姫が困ってるよ顔で多少上目遣いのようになるものだから、一瞬にしてクラスメイト達をノックアウトした。 「あー…もうだめ…」 「綺麗すぎる…」 「やべ、トイレ」 「え?え?何…?」 「姫!大丈夫か!」 「姫!斬るか!?」 「いやいや、駄目だから!それに、大丈夫だよ。二人だって質問攻めにあって大変そうじゃん…」 「姫に比べればこんな事…!」 「やはり、斬る!」 「だから駄目だって!」 .
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