第四章『出会った』

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― 森に入って数時間は経った。当たりも暗くなっていき、夕日が沈もうとしている。 出口が分からん。 一回空に飛んで、辺りを見たが木々しか見えなかった。 今はやけくそになって、水辺を探してんだが、見当たらない。 もうこうなったら焼き払ったろうか………… ん? 水の流れる音か……? 聞こえた方角に走ってみると……… 清流キタァァァァァァァァァァァァッ よし、今日は一晩此処で野宿や。 火を起こし、俺は『グランドコンバット田中』の中から、モン〇ンのよろず焼きセットモドキを取り出す。 これ無茶苦茶便利。 夕飯は魚の塩焼きで良いか。 前の世界のサバイバルを思い出すわ。
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