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アソコを他人に触れられたのは初めてだ。
体が緊張して強張る。
「緊張せんでもええよ。最後までやらへん」
俺は、義信の首に腕を回した。
「うぁっ」
異物感を覚える穴の中に一瞬だけだが快感があった。
不快感から突如訪れる、快感の波。
恐ろしくて、涙が出てきた。
「痛い?」
首を横に振る。
痛みはローションで濡らしてくれたおかげで、そんなに感じなかった。
でも、生理的な涙が止まらない。
「今日はここまでにしよか」
ゆっくり指を抜かれ、優しく撫でられた。
義信が、俺の顔中にキスをする。
「ごめん」
「なして、仁が謝るねん」
「だって…」
義信の下半身を見る。
男ならわかる。
その熱が冷めるまで時間がかかると…。
「あぁ~…。駄目な息子やな。でも、ええねん。仁の息子と仲良くしてもらうから」
そういうと、自分のものと俺のものを扱きだした。
「いや!俺はいいから」
慌てて義信の手を押さえる。
「ええやん。一緒に気持ち良くなろう」
義信の手で扱かれ、だんだん主張し始める自分の分身に、泣きそうになる。
「そろそろええかな」
義信は唇を舐め、俺と自分のものをひとつにまとめた。
義信のものに擦れて、今まで感じたこともない快感を得る。
「んぅ……っ…あ…っ」
声が抑えられない。
口を手でふさいでも隙間から洩れてくる。
「ふっ……気持ええか?声抑えんでも、わい以外聴いてへんよ」
「いやっ…あぁ……」
段々はやくなる義信の手が解放へと向かっていく。
「もぅ……む…り…」
イッてしまうと力が抜けた。
義信も俺のすぐあとにイッた。
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