心 愛 ~高校2年①

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アソコを他人に触れられたのは初めてだ。 体が緊張して強張る。 「緊張せんでもええよ。最後までやらへん」 俺は、義信の首に腕を回した。 「うぁっ」  異物感を覚える穴の中に一瞬だけだが快感があった。 不快感から突如訪れる、快感の波。 恐ろしくて、涙が出てきた。 「痛い?」 首を横に振る。 痛みはローションで濡らしてくれたおかげで、そんなに感じなかった。  でも、生理的な涙が止まらない。 「今日はここまでにしよか」  ゆっくり指を抜かれ、優しく撫でられた。 義信が、俺の顔中にキスをする。 「ごめん」 「なして、仁が謝るねん」 「だって…」 義信の下半身を見る。 男ならわかる。 その熱が冷めるまで時間がかかると…。 「あぁ~…。駄目な息子やな。でも、ええねん。仁の息子と仲良くしてもらうから」  そういうと、自分のものと俺のものを扱きだした。 「いや!俺はいいから」  慌てて義信の手を押さえる。 「ええやん。一緒に気持ち良くなろう」  義信の手で扱かれ、だんだん主張し始める自分の分身に、泣きそうになる。 「そろそろええかな」 義信は唇を舐め、俺と自分のものをひとつにまとめた。 義信のものに擦れて、今まで感じたこともない快感を得る。 「んぅ……っ…あ…っ」 声が抑えられない。 口を手でふさいでも隙間から洩れてくる。 「ふっ……気持ええか?声抑えんでも、わい以外聴いてへんよ」 「いやっ…あぁ……」  段々はやくなる義信の手が解放へと向かっていく。 「もぅ……む…り…」 イッてしまうと力が抜けた。 義信も俺のすぐあとにイッた。
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