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数十分無言で寒い中居ると、凡ミスに対して笑えてきます
『んで?どうするつもりよ?(笑)』
『とりあえず保険のロードサービス聞くわ!』
『ふぅん、じゃあ頑張って~私はトイレに行くし』
『…あっ!携帯の充電無くなりそうや…ねん…』
黙って私の携帯を置いてトイレに行きました
トイレから戻ると、まだロードサービスに繋がらないらしく、寒がりな相方はプルブル震えながら愚痴ってました
『遅い!待たせすぎや!』
しばらくお待ち下さいという案内音声を15分くらい聞いてたそうです
不測の事態でものんびりな私は、外でぼんやりタバコを吸いながら、空を見ていて『雪だな~』と呟くと、相方が
『1時間以内には来てくれるって!』
…1時間かぁ…寒いなぁ
やる事が無くなって暇になった相方は面白かった
携帯開いて競馬情報を見ようとする
『あなた電池少ないのに何してんの~(笑)』
『あっ!そうやった!』
1分も経たずにまた携帯を開く
『だから~(笑)』
『…あっ!』
次はセルを回す、無音だったのが、少しは蓄電されたのか、…キュルっと小さな音がした
『これは!このまま蓄電されたらかかるんちゃうんか!貯めなアカン!』
そんなバカな事にはならないけど、明るい声で嬉しそうに言うもんで、じゃあ待たないとねって答えた
相方の我慢の限界は2秒でした(笑)
キュルンと微かな音とルームランプがぼんやりついた
『ほら!いけるで!貯めなな!』
今ので放電したよね?(笑)
それを5秒ごとに繰り返し
『暇に弱いんかいっ(笑)』
そうツッコミを入れたとこで、やっとロードサービスが到着した
一応バッテリーがもうダメになってる場合を想像すると、今月既にヤフオクで6万以上散財しているし、ため息が…
手早く蓄電してくれて、バッテリーはまだまだいけますよと言われて、安堵して帰宅しましたが
相方はもう玄関に置いてある2つの小包に夢中です
早速インパクトを出して操作し、ウキウキしながら入れ替えしてました
バングルの包みは、誕生日当日まで開けないのだそうだ
長い一夜でした
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