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第2章 伊隅ヴァルキリーズ
「みんな集まって貰えるかしら?」
「副司令なんでしょうか?」
「伊隅あんた相変わらず堅いわよねぇ」
「そうでしょうか?」
「まぁいいわ。新入りを連れてきたわよ」
「新入りですか?」
「どんな奴かしら?」
「水月~イジメちゃダメだよ~」
「遥。そんな事しないわよ」
「速瀬!」
「すいません・・・大尉」
「ちなみに男よ~」
「この時期に男の補充兵ですか?」
「しかし・・・」
「どうした宗像中尉?」
「私はその男の入隊は反対です」
「何故だ?」
「生半可な気持ちでは死ぬだけです」
「私も美冴さんに賛成です」
「風間少尉もか・・・」
「勘違いしない方がいいわよ~あいつ強いわよ」
「使えるなら・・・」
「この連隊はもう我々しか居ないんです!また死人が増えるだけです!」
「大丈夫よ。あいつは・・・」
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