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土方はその言葉を聞くとフッと笑う
土方「残念だがその話を聞いてお前を手放すとでも思うか?その力はここの役に立つ。脱退は認めねえ」
飛鳥「・・・・・・・・」
山崎「まったく・・・副長は天邪鬼やな~。飛鳥が心配ならそうはっきり言えばええやんw屯所の前で倒れてる嬢ちゃん見つけてほっとけなくて連れてきたんも副長やん♪」
土方「ば、馬鹿野郎!///」
飛鳥「え??土方さんが保護してくれたんですか?」
山崎「そうやで♪すぐ医者呼んでたわww」
飛鳥はそれを聞き土方に向き直り頭を下げる
飛鳥「ありがとうございます・・・」
土方「お、おれは怪しいやつが門のすぐ傍で倒れてたから捕まえただけだ//長州のやつかもしれないと思って!!」
山崎「はいはい♪そういう事にしときまひょ」
土方「・・・お前・・・そんな性格だったか???」
土方と山崎のやりとりを見てキョトンっとしてる飛鳥
土方「ダーーー!!とにかくお前はもうここの監査方だ!!わかったな!」
そういうと部屋から出て行った・・・
山崎「クスクス♪土方はんは口が悪いけど優しいんよ。確かに飛鳥の力は魅力的や。でも、俺は力がなくてもここに居てほしいわ☆嬢ちゃん可愛いしな♪それに優しい♪」
そう言い頭を撫でる山崎
顔を上げない飛鳥の前にしゃがみ視線を合わせると少し悲しそうな顔をする
山崎「そんな顔すな・・・大丈夫や。ここで飛鳥を道具扱いするやつはおらへんよ」
山崎「すぐ信じろとは言わへん。少しずつ慣れてったらええから」
飛鳥はそこでやっと自分が不安そうな、辛そうな顔をしていたことに気付いた
山崎「ほな今日はもう休み。明日また、局長のとこに行かんとな」
飛鳥「はい」
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