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外は雨が降り続き、次第に激しい音になる
赤「俺も寝るとするかな…」
レッドはパチンと部屋の電気を消しベッドのサイドランプだけを点けておく
その時近くで激しく雷が落ちる
ガガ―――――――ン!!
赤(うぉっ!?)
それでも桃は微動だにせずスヤスヤ寝ている
赤(今の衝撃でトキメキベースが少し揺れたが…
それでも起きないんだな、こいつ……)
サイドランプのほのかな光に桃の寝顔が照らし出される
ふわふわの色素の薄い髪、長いまつげ、白い陶器のようにすべすべな肌、あどけないほどに愛らしい顔立ち―――無防備なその寝顔にレッドはじっと見入る
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