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カノンノ「うぁ!!」
???「のわぁ!!」
カノンノが飛び起きると、そこには一人のポニーテールの青年がいた。
和風な髪型に服、おとぎ話に出た戦国武将のような様子である。
しかし、顔は…
カノンノ「ソレ…イル?」
ソレイル「何故拙者の名を…いや、今はいい。女、大丈夫か?」
カノンノ「あ、ええ…」
ソレイル「名を何と申す?」
カノンノ「か…カノンノ」
ソレイル「ほう、この世界の頂きにして我らが城下領主、カノンノ姫と同じ名とは。」
カノンノ「あなたは?」
ソレイル「おや?拙者の名を知っていたと思っていたが…まぁいい。拙者の名はソレイル・ハルカ。ソレイルで良いぞ。」
ハルカ…覚えがある。
たしか、オリジネイトフォースの時にソレイルが口にしていた名前…
ファリー「大変だ!ソレイル!!」
ソレイル「どうした、ファリー」
カノンノ「ファリー!?」
そこにはいつもの格好とは異なる学友の姿だった。
ファリー「その娘は?」
ソレイル「カノンノだ。姫とそっくりな娘だ。それよりどうしたでござる?」
ファリー「ああ、例のもののけだ!今、し組とら組が抑えてる、けどいつまでもつか…」
ソレイル「そうか。お嬢さん、あんたはここにいろ。俺は助太刀に出る。ファリー、頼んだぞ。」
ファリー「あ、あぁ!」
そう言うとソレイルと名乗る青年は一目散にかけて行った。
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