855人が本棚に入れています
本棚に追加
/145ページ
『おーい。居るの分かってるよ~早く出てきて~』
怒りを抑えて優しく言ってみた。
しかし、反応なし。(-_-#) ピクッ
『おい。いるの、わかってんだってば。早く出てこいよ!』
しかし、反応なし(-_-#) ピクッピクッ
『てめー!いい加減にしろ!!いるの分かってんだよ!!早くドア開けろ!!!!!』
しかし、反応なし(-_-#) ピクッピクッピクッ
ピクッピクッ どころじゃない。
ブチ切れた。
私は、ドアをガンガン蹴る、
殴る、叩きながら叫んだ。
『てめー、早く出てこいよ!何してんだよ!近所にも迷惑だろ?早く出ろ!
お前の親に連絡してここまで来てもらうぞ!!!!!』
容赦なく叫んだ。
ご近所の皆様すみません。
近所の人はさぞかしびっくりしたことでしょう。
わたしは、ドアを殴りすぎて手がヒリヒリ、ズキズキした。
でも心はもっと痛かったから、そんなの気にならなかった。
もっと自分を痛めつけたいほど。
そんなとき、やっとドアが開いた…………
最初のコメントを投稿しよう!