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午後9時、マンションの鍵を開け部屋に入る。
冷蔵庫にあった適当なものを手にとり、喉を潤す。疲れをとろうと風呂でゆっくりしていると奴が出てきた。
「…天音、うっせーんだよ!静かにしろ!!」
俺が湯船にゆっくり浸かっているにも関わらずズカズカと風呂場に入ってくるデリカシーの欠片も男。
それが俺の同居相手、深海光(フカミ コウ)だ。
そして、そのデリカシーの欠片もない奴と暮らしているのが俺、野田天音(ノダ アマネ)。
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